私は子供にはなんでも負けたくないのです。

たっちゅんが小さいときから、トランプしてわざと負けてあげる…なんてこともせず、ひたすら真剣勝負の日々でした。

が、いつまでもなんでも勝てるわけはなく。

1番はじめに負けたのは、逆上がりでした。

一年生のとき、逆上がりの練習をしてるとき、余りにできないたっちゅんに

『見本するからよーく見て❢まず悪い見本。たっちゅんのやってること。足があがってないし、顔ぐらーんってなってるの』

と言って、悪い見本。

『次にいい見本！よくみてやー』

といったけど、全くできない。

なぜ？

昔はキレイにまわれたのに。　たっちゅんに、

『それ悪い見本と一緒やん』と言われる始末。

たっちゅんに教えるはずが、自分の練習に…　お互い練習するうちに、先にできるようになったのはたっちゅんでした。

次に負けたのはリフティング。

これはもともとできないし、教えることできないからひたすら応援してました。

でも出来ない自分にイライラしたたっちゅんが、『できひんくせになんもゆわんといて❢』ときれてきたのです。

この一言で、私の闘志に火がつきました。

『よし❢今年中に30回やるから！』と12月のはじめに宣言。

二人を学校に送って、1駅隣の公園でひたすら練習しました。

1日目5回、次の日8回…　最終的に18回までできるようになって、練習を終えました。

30回は行かなかったけど、母の意地を見たたっちゅんは、ますますリフティング練習頑張るようになりました。

今もリフティング勝負しますが、私はできた数×5のハンデをもらっています笑

もう×8でも負けることばかり。

公園でひたすらリフティングの練習してるおばさん。前で工事してるかっちょいいお兄さんたちはどう思ってたのかな。

子供に負けたくない❢と思っているけど、実際子供に負けることが増えてきたらちょっと嬉しいです。

どんどん母をぬかしていくんやな…と寂しい気持ちにもなりますが。

まだまだ負けないよ❢　

リフティング30回が密かな私の目標です。