食物アレルギーとたっちゅん
たっちゅんが食物アレルギーの診断を受けたのは5ヶ月くらいのとき。
肌が真っ赤で、汁もでてたたっちゅん。
有名な皮膚科に通っていたが、健康的な生活をするように指導されただけで、ステロイドなど薬はもらえてなかった。
乳児湿疹ですねーくらいの診断だった。
予防接種の関係で小児科に行ったとき、先生にこれはアレルギー違うかな…病院行ってる!?と聞かれた。皮膚科に行ってることを伝えたら、『あそこはね… ちょっと採血していい?卵アレルギーがひどいと、風疹の予防接種とか気をつけないとだめやから』と言われた。
私はここではじめて自分の子に食物アレルギーの可能性がある事を知った。
採血の結果はほとんどの食べ物に反応有り。
特に卵と乳は気をつけようということになった。
そして、小さい病院やから免疫療法が出来ないからアレルギーに強い大学病院を紹介された。
この大学病院の先生は、とても熱心で優しく、これからの治療の仕方を教えてくれた。
『経口免疫療法』これが今だに続けてる私達のアレルギー治療方。
病院で1日入院し、反応がでないギリギリまでの量を食べ、自宅でも負荷を続ける。
症状がでなければ、少し量を増やす…。
負荷したあとは、安静に。
これがたっちゅんが運動をする環境にならなかった理由。
幼稚園から帰ってきたら、病院が開くくらいにアレルギー源を食べる。
そのあとは、走ったりしてはダメ。
なかなか食べられるようにならなかった牛乳のせいで、公園に行く機会もだいぶ少なくなった。
乳が食べられるようになったら、次は卵黄そして卵白。
経口免疫療法をはじめてもう10年。
今もこれに苦しめられている。食べられたと思ったら、症状がでてまた少ない量に戻る。
あとは卵だけになったから、卵を週に3回食べて、残りの日に習い事をしたりサッカーの練習をしたりしている。
アレルギーがなければ、好きなタイミングで好きなだけ遊ばせたり、運動させたりできるのにな…
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